朝食10



2021-07-23 08:09
通常市況
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い
Fx-Wave
 23日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い8時時点では110.15円とニューヨーク市場の終値(110.14円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。
NY午後のレンジ内で上下。本邦勢がほぼ不在のなか、110円前半で様子見ムードが広がりつつある。
なお、時間外のダウ平均先物は約50ドル高と小じっかり。

 ユーロ円は小動き。8時時点では129.68円とニューヨーク市場の終値(129.65円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。129.59円まで下押す場面もあったが、昨日安値129.49円を前に売り圧力は強まらなかった。

 ユーロドルは8時時点では1.1773ドルとニューヨーク市場の終値(1.1771ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。
昨日安値1.1757ドルの手前、1.1760ドル台では下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.13円 - 110.22円
ユーロドル:1.1764ドル - 1.1776ドル
ユーロ円:129.59円 - 129.72円



2021-07-23 06:25
通常市況
NYマーケットダイジェスト・22日 株高・金利低下・ユーロ安・ランド安
Fx-Wave
(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=110.14円(前営業日比▲0.15円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=129.65円(▲0.45円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1771ドル(▲0.0023ドル)

ダウ工業株30種平均:34823.35ドル(△25.35ドル)
ナスダック総合株価指数:14684.60(△52.65)


10年物米国債利回り:1.28%(▲0.01%)

WTI原油先物9月限:1バレル=71.91ドル(△1.61ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1805.4ドル(△2.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。欧州中央銀行(ECB)はこの日開いた定例理事会で、先行きの政策指針である「フォワードガイダンス」を変更し、景気を支えるため粘り強く緩和を継続することを約束。また、新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ株)が回復のリスクになっていると警告した。
 この結果を受けて、21時過ぎには一時1.1771ドルまで下げたものの、NY勢が本格参入したあとは一時1.1830ドルと日通し高値を付けた。ただ、買いの勢いは長続きせず失速。1時30分過ぎには一時1.1757ドルと日通し安値を更新した。ECBがこれまでの見通しよりも長い間、政策金利を過去最低水準に維持する姿勢を示したことが改めて材料視された格好だ。

・ドル円は3日ぶりに反落。
前週分の米新規失業保険申請件数が41.9万件と予想の35.0万件より弱い内容となり、米10年債利回りが低下に転じると円買い・ドル売りが先行。22時前に一時110.01円と日通し安値を付けた。ただ、一目均衡表転換線109.89円や一目雲の上限109.85円がサポートとして意識されると下げ渋った。
 もっとも、NY午後に入ると110円台前半での狭いレンジ取引に終始した。来週27−28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているうえ、日本の連休入りで方向感が出にくい面もあるようだ。

・ユーロ円も3日ぶりに反落。ユーロドルにつれた動きとなった。22時30分前に一時130.30円と本日高値を付けたあとは次第に売りが優勢となり、2時前には129.49円と本日安値を付けた。
 ユーロ円以外のユーロクロスも結局下げた。ユーロ豪ドルは一時1.5932豪ドル、ユーロNZドルは1.6858NZドル、ユーロポンドは0.8541ポンドまで値を下げた。ECBが新たなインフレ目標を持続的に達成できることが明確になるまで、超緩和的政策を続けると表明したことを受けた。

・南アフリカランドは大幅に下落。対円では一時7.46円、対ドルでは14.7580ランドまでランド安に振れた。南アフリカ準備銀行(SARB)はこの日、市場の予想通り政策金利を現行の3.50%に据え置くことを全会一致で決定した。このところの物価上昇を受けて、近く利上げが実施されるとの見方も出る中、一部では「利上げを主張するメンバーが出るのではないか」との思惑があっただけにランド売りで反応した。
 なお、クガニャゴSARB総裁は「ズマ前大統領の収監に抗議するデモを発端として今月発生した暴動で、コロナ禍からの景気回復が遅れる恐れがある」と警告した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。米長期金利が低下したことを受けて、ハイテクなど高PER(株価収益率)株が買われ相場を押し上げた。半面、前日まで上昇が続いた景気敏感株を中心に利益確定売りが出たため上値は重く、指数はマイナス圏に沈む場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸。来週に決算発表が相次ぐ主力ハイテク株に業績期待の買いが入った。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受けて債券買いが入ったほか、米10年物価連動債(TIPS)入札が堅調だったことが相場を下支えした。

・原油先物相場は3日続伸。週明けのリスクオフ姿勢が後退している中、原油先物は買い戻しが継続。ワクチン接種が進んでいることで、年末にかけてエネルギー需要が回復するとの期待が強く、原油に買いが入った。

・金先物相場は小反発。売りが先行したが、前週分の米新規失業保険申請件数が予想比悪化したことを受けて金に買いが入った。また、米長期金利が低下したことも金の買いを後押しした。


2021-07-23 06:15
指標予定
23日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
Fx-Wave
<国内>
○スポーツの日の祝日で休場
○オリンピック東京2020大会開幕(8月8日まで)

<海外>
○08:01 ◇ 7月英消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲8)

○14:00 ◎ 6月シンガポール消費者物価指数(CPI、予想:前年比2.5%)

○15:00 ◎ 6月英小売売上高(自動車燃料含む、予想:前月比0.4%/前年比9.6%)
○15:00 ◎ 6月英小売売上高(自動車燃料除く、予想:前月比0.6%/前年比8.2%)

○16:15 ◎ 7月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:58.4)
○16:15 ◎ 7月仏サービス部門PMI速報値(予想:58.7)

○16:30 ◎ 7月独製造業PMI速報値(予想:64.2)
○16:30 ◎ 7月独サービス部門PMI速報値(予想:59.1)

○17:00 ◎ 7月ユーロ圏製造業PMI速報値(予想:62.5)
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏サービス部門PMI速報値(予想:59.5)

○17:30 ◎ 7月英製造業PMI速報値(予想:62.5)
○17:30 ◎ 7月英サービス部門PMI速報値(予想:62.0)


○19:30 ◎ ロシア中銀、政策金利発表(予想:6.50%に引き上げ)

○21:30 ◎ 5月カナダ小売売上高(予想:前月比▲3.0%/自動車を除く前月比▲2.2%)

○22:45 ◎ 7月米製造業PMI速報値(予想:62.0)
○22:45 ◎ 7月米サービス部門PMI速報値(予想:64.8)
○22:45 ◎ 7月米総合PMI速報値

○トルコ(犠牲祭)、休場



経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む)

<23日・金>
07:45 ロウ豪中銀総裁、講演
(ワクチン期待などで、先行き緩和見直し示唆なら通貨高。感染再増加などで緩和堅持なら通貨安)

15:00 英6月小売売上高
(変異種や都市閉鎖の解除による感染再増加などが懸念材料に。経済活動再開の拡大はプラス)

16:30 独7月製造業/非製造業PMI[速報]

17:00 ユーロ圏7月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
(変異種などの感染再拡大や、経済制限解除の遅れ、資源高や物価上昇などが悪材料に)

17:00 ECB専門家予測調査
(変異種などの感染再拡大や、経済制限解除の遅れ、資源高などが悪材料に)

17:30 英7月製造業/非製造業PMI[速報]
(変異種や都市閉鎖の解除による感染再増加などが懸念材料に。経済活動再開の拡大はプラス)

21:30 加5月小売売上高
(ワクチン普及期待や雇用改善、産油国のカナダは原油相場の上昇がプラス要因)

22:45 米7月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
(変異種等の感染再増加やワクチン普及鈍化、物価上昇は悪材料。経済制限の緩和や金利低下はプラス)

第32回夏季五輪・東京大会開会[8月8日まで]
(五輪観戦前後で感染急増ならリスク回避の円高。感染抑制で大会が無事進行ならリスク選好の円安)

[日本]スポーツの日
[トルコ]休場

(日本休場の場合、ちょっとした悪材料の浮上でリスク回避の円高仕掛けが入りやすい)

米企業決算
インテル
ツイッター
シュルンベルジェ[20:00]
アメリカン・エキスプレス[20:00]
ハネウェルインターナショナル
(経済正常化期待などが収益下支え。ただし、一旦の好材料出尽くしや事前の期待比での失望は懸念)



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