朝食9



2021-07-02 06:04
通常市況
ニューヨーク外国為替市場概況・1日 ドル円、続伸
Fx-Wave
 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。
終値は111.53円と前営業日NY終値(111.11円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。
欧州時間に一時111.63円まで買われたあとの下押しも111.35円付近にとどまり、NY午後にかけて再び強含んだ。前日の6月ADP全米雇用報告の好結果を受けて、明日の米雇用統計でも強い結果が示されるとの期待が高まる中、引き続きドルが買われやすい地合いとなった。
3時30分過ぎには一時111.64円と昨年3月25日以来の高値を付けた。

 経済協力開発機構(OECD)はこの日、国際課税のルール作りに関する交渉会合を開き、国際的な法人税の最低税率を「15%以上」に設定することで大枠合意した。合意には130カ国・地域が賛同したほか、声明では「今年10月までに、残された問題を含めて詳細な実施計画を最終決定する予定」との見解が示された。

 ユーロドルは4日続落。終値は1.1850ドルと前営業日NY終値(1.1858ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロポンドの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.1884ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後はじり安の展開に。市場では「米雇用改善を背景に米金融当局が金融政策の正常化に動きやすくなるとの見方もあり、ドル買いを誘った」との指摘があり、4時過ぎには一時1.1841ドル付近まで下押しした。
 なお、この日発表の6月米ISM製造業景気指数は60.6と予想の61.0を若干下回ったものの、相場の反応は限られた。
 また、バイトマン独連銀総裁は「欧州中央銀行(ECB)はインフレの上振れを容認すべきではない」と述べ、平均インフレ目標の導入に反対する姿勢を改めて示したが、目立った反応は見られなかった。

 ユーロ円は続伸。終値は132.16円と前営業日NY終値(131.75円)と比べて41銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが優勢となり、21時過ぎに一時132.43円と日通し高値を付けたが、そのあとは新規材料難から132円台前半でのもみ合いに終始した。

本日の参考レンジ
ドル円:111.03円 - 111.64円
ユーロドル:1.1838ドル - 1.1884ドル
ユーロ円:131.57円 - 132.43円

2021-07-02 06:15
指標予定
2日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
Fx-Wave
<国内>
○08:50 ◇ 6月マネタリーベース

<海外>
○15:45 ◇ 5月仏財政収支

○16:00 ◎ デコス・スペイン中銀総裁、講演
○17:00 ◇ 6月ノルウェー失業率(予想:3.0%)

○18:00 ◎ 5月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比1.2%/前年比9.5%)

○21:30 ◇ 5月カナダ住宅建設許可件数(予想:前月比▲0.3%)
○21:30 ◇ 5月カナダ貿易収支(予想:3.7億カナダドルの黒字)

○21:30 ◎ 5月米貿易収支(予想:714億ドルの赤字)
○21:30 ☆ 6月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化70.0万人/失業率5.7%/平均時給、前月比0.4%/前年比3.7%)


○21:30 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演

○23:00 ◎ 5月米製造業新規受注(予想:前月比1.6%)

○3日01:00 ☆ 1−3月期ロシア国内総生産(GDP)確報値(予想:前年比▲0.7%)

○石油輸出国機構(OPEC)プラス閣僚級会合

○米債券市場は短縮取引


経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む)

<2日・金>
07:00 NZ6月ANZ消費者信頼感
(商品相場の底堅さや金利低下効果、内外での感染抑制、住宅活況などが押し上げ要因に)

10:30 豪5月持家住宅ローン件数
(住宅市場は堅調。政策的な住宅過熱抑制策や住宅価格の上昇影響は悪影響)

18:00 ユーロ圏5月生産者物価指数
(資源相場の上昇や供給制約、半導体などの品不足、前年急落の反動などが物価の押し上げ要因)

21:30 加5月住宅建設許可
21:30 加5月国際商品貿易
22:30 加6月RBC製造業PMI

(ワクチン普及期待や雇用復調などが指標の改善要因に)

21:30 米5月貿易収支

(世界景気の回復や資源高を受けた資源輸出の増加などが、輸出と赤字抑制を支援も)

21:30 米6月雇用統計
(先行指標の週間失業保険申請件数は、4月以降の改善減少ペースが鈍化してきた)

21:30 ラガルドECB総裁、パネスディスカッションに参加
(緩和縮小に慎重ならユーロ安に。米FRBに追随し、緩和縮小に前向きならユーロ支援)

23:00 米5月製造業受注指数
23:00 米5月耐久財受注[確報]

(ワクチンの進展と経済制限の緩和が支援材料。半導体などの品不足や素原材料の上昇は悪材料)



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