パソ5


2021-04-07 06:04
通常市況
ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ユーロドル、続伸
Fx-Wave
 6日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.1876ドルと前営業日NY終値(1.1813ドル)と比べて0.0063ドル程度のユーロ高水準だった。この日は主要な米経済指標の発表もなく、新規の手掛かり材料に乏しかったが、前日と同様にNY勢が加わる時間帯に入ると全般ドル売りが優勢となった。米長期金利の指標である米10年債利回りが1.65%台まで低下したことがドル売りを促し、一時1.1878ドルと3月23日以来の高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時92.27と3月23日以来の低水準を付けた。
 なお、国際通貨基金(IMF)はこの日公表した最新の世界経済見通しで、2021年世界成長率予測を前回の5.5%から6.0%に上方修正した。新型コロナウイルスのパンデミックに米国などが過去に例のない大規模な対策を打ち出したことが寄与し、1976年以降で最も高い成長を見込む。一方、各国内および先進国と発展途上国との格差拡大や乖離には警鐘を鳴らした。

 ドル円は続落。
終値は109.75円と前営業日NY終値(110.18円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。欧州市場では一時110.55円の本日高値まで買われる場面もあったが、NY市場ではさえない展開に。「111.00円にかけて断続的に観測されている売りオーダーに上値を抑えられた」との声が聞かれる中、米長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となり、前日の安値109.96円や一目均衡表転換線109.85円を下抜けて一時109.67円まで値を下げた。その後の戻りも109.93円付近にとどまった。

 ユーロ円は3営業日ぶりに反発。終値は130.32円と前営業日NY終値(130.14円)と比べて18銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落をきっかけに円買い・ユーロ売りが先行し一時129.82円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると130.43円付近まで値を戻した。

本日の参考レンジ
ドル円:109.67円 - 110.55円
ユーロドル:1.1795ドル - 1.1878ドル
ユーロ円:129.82円 - 130.56円


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