2021.4.1 USDJPY



2021-04-01 06:25
通常市況
NYマーケットダイジェスト・31日 株まちまち・金利上昇・ドル下値堅い
Fx-Wave
(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=110.72円(前営業日比△0.36円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=129.86円(△0.56円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1730ドル(△0.0013ドル)

ダウ工業株30種平均:32981.55ドル(▲85.41ドル)
ナスダック総合株価指数:13246.87(△201.48)

10年物米国債利回り:1.74%(△0.04%)

WTI原油先物5月限:1バレル=59.16ドル(▲1.39ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=1715.6ドル(△29.6ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比)   ▲2.2%      ▲2.5%
3月ADP全米雇用報告         51.7万人    17.6万人・改
3月米シカゴ購買部協会景気指数    66.3        59.5
2月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
前月比               ▲10.6%     ▲2.4%・改
前年比               ▲2.7%      8.8%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは3営業日ぶりに反発。
時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮めるなか、月末・期末のロンドン16時(日本時間0時)のフィキシングに向けて全般にドル売りが進み、一時1.1760ドルまで値を上げた。
ただ、フィキシング通過後は米10年債利回りが1.74%台まで再度上昇したこともあって伸び悩む展開に。
ユーロポンドなど一部ユーロクロスの下落につれた売りも進み、1.1720ドル付近まで上値を切り下げた。

 ユーロポンドは29日につけた直近安値の0.8506ポンドを下抜けて、一時0.8503ポンドと昨年2月以来の安値を更新。この日発表された10−12月期英国内総生産(GDP)改定値が予想より強い結果となったこと、フランスで新たなロックダウン開始が発表ことなどが材料視された。

・ドル円は6日続伸。ロンドンフィキシングにかけてドル売りが強まった場面では一時110.42円付近まで下押しした。ただ、フィキシングを通過すると米長期金利の上昇を手掛かりにした買い戻しが入り、110.70円台まで下値を切り上げた。
 なお、引け間際にバイデン米大統領によるインフラ再構築計画についての演説が始まったが、すでに計画の骨子が報道で伝わっていたこともあり、相場への影響は限定的だった。

・ユーロ円は続伸。23時過ぎに一時130.05円まで上昇する場面も見られたが、ドル絡みの取引が中心となったこともあり、買いの勢いも長続きしなかった。総じて129円台後半での方向感を欠いた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。
主力のハイテク株には押し目買いが入ったものの、短期的な過熱感から景気敏感株などは利益確定目的の売りに押された。また、月末を迎えて持ち高調整目的の売りも出た。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。バイデン米政権のインフラ投資計画を受けて米景気回復への期待が高まるなか、安全資産とされる米国債は売りに押された。

・原油先物相場は続落。EIA石油在庫統計で、原油とガソリンがともに取り崩しとなったことを受けて強含む場面もあった。しかしながら、明日から始まるOPECプラスの会合を前に、2021年の需要予想を引き下げるとの懸念が広まったこともあり、下げ幅を広げて引けた。なお、3月は月間を通して原油先物は約3.8%下落した。

・金先物相場は3営業日ぶりに反発。米10年債利回りが一時1.70%まで低下するなど米金利の動きに連れて、対欧州通貨を中心にドルが小幅に売られたこともあり、金先物価格は3日ぶりに反発した。NY入り後は緩やかながらもほぼ一本調子で上昇した。
本日の参考レンジ
ドル円:110.28円 - 110.97円
ユーロドル:1.1704ドル - 1.1760ドル
ユーロ円:129.26円 - 130.05円



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