コーヒー8

2021-03-26 06:15
指標予定
26日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
Fx-Wave
<国内>
○08:30 ◎ 3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合予想:前年比▲0.2%)

<海外>
○08:00 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演

○16:00 ◎ 2月英小売売上高(自動車燃料含む、予想:前月比2.1%/前年比▲3.5%)
○16:00 ◎ 2月英小売売上高(自動車燃料除く、予想:前月比1.9%/前年比▲1.5%)


○17:30 ◎ レーン・フィンランド中銀総裁、講演

○18:00 ◎ 3月独Ifo企業景況感指数(予想:93.2)
○18:00 ◇ 3月ノルウェー失業率(予想:4.2%)
○21:00 ◇ 2月メキシコ貿易収支(予想:28.15億ドルの黒字)

○21:00 ◎ サンダース英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○21:30 ◎ 2月米個人消費支出(PCE、予想:前月比▲0.7%)
     ◎ 2月米個人所得(予想:前月比▲7.3%)
     ☆ 2月米PCEデフレーター(予想:前年比1.6%)
     ☆ 2月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.1%/前年比1.5%)
○23:00 ◎ 3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値、予想:83.6)

○27日01:45 ◎ テンレイロMPC委員、講演

○28日 欧州・英国が夏時間に移行


2021-03-26 06:20
通常市況
NYマーケットダイジェスト・25日 株高・金利上昇・原油安・ドル高
Fx-Wave
(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=109.19円(前営業日比△0.46円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=128.45円(横ばい)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1764ドル(▲0.0049ドル)

ダウ工業株30種平均:32619.48ドル (△199.42ドル)
ナスダック総合株価指数:12977.68 (△15.79)

10年物米国債利回り:1.63%(△0.02%)

WTI原油先物5月限:1バレル=58.56ドル(▲2.62ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=1725.1ドル(▲8.1ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
10−12月期米国内総生産(GDP、確定値)
前期比年率              4.3%       4.1%
個人消費確定値(前期比年率)     2.3%       2.4%
コアPCE確定値(前期比年率)     1.3%       1.4%
前週分の米新規失業保険申請件数    68.4万件   78.1万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは3日続落。欧州での新型コロナウイルス感染拡大への懸念からユーロ売りが出やすい中、バリアオプションが設定されていた1.1800ドルを下抜けると一時1.1762ドルと昨年11月12日以来約4カ月ぶりの安値を付けた。市場では「23日に200日移動平均線という重要なサポートレベルを下抜けたことから、テクニカル的にも売りが出やすい」との指摘があった。米10年債利回りが上昇に転じたことや、ユーロポンドの下落も相場の重しとなった。
 ユーロポンドは一時0.8563ポンドまでユーロ安・ポンド高が進んだ。月末・四半期末に向けたユーロ売り・ポンド買いのフローが観測されたほか、新型コロナワクチン普及が進む英国と、逆にワクチン普及の遅れが目立つ欧州連合(EU)を意識した売りが出たようだ。

・ドル円は続伸。一時は1.5875%前後まで低下した米10年債利回りが上昇に転じると円売り・ドル買いが優勢となった。低調と受け止められた7年債入札後に米長期金利が上昇幅を広げると円売り・ドル買いが活発化し、一時109.24円まで上値を伸ばした。
 なお、バイデン米大統領は記者会見で「就任100日までに米国内で2億回の新型コロナワクチン接種を目指す」などと発言。一時340ドル超下落したダウ平均はコロナ感染拡大が抑えられるとの期待から買いが強まり、取引終了間際に250ドル超上昇する場面があった。

・ユーロ円は横ばい。欧州の新型コロナ感染第3波を警戒したユーロ売りが優勢となり、5時過ぎに一時128.39円と日通し安値を更新した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。欧州での新型コロナ感染拡大への懸念から売りが先行。パウエルFRB議長が米公共ラジオ放送NPRのインタビューで、国債など資産購入について「我々の目標に向けて大幅な進展がみられたら購入額を徐々に縮小する」などと発言すると、市場では「量的緩和の縮小を検討し始めた」と受け止められ、一時340ドル超下落した。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。バイデン米大統領が「就任100日までに米国内で2億回の新型コロナワクチン接種を目指す」と述べると、感染拡大が抑えられるとの期待から景気敏感株に買いが集まり、一時250ドル超上げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発した。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日ぶりに反落。米国株相場の持ち直しに伴う売りが出たほか、低調な7年債入札が相場の重しとなった。

・原油先物相場は大幅に反落。昨日の急騰要因とされた「エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁し、航路がふさがれている」件がそれほど需給の歪みに繋がらないとの見方が浮上し、一気に売り戻しが進んだ。滞留している石油タンカーの大半は欧州向けであり、同地域はコロナ禍でエネルギー需要が高まっておらず、供給が多少遅れても問題ないとされた。来週には石油輸出国機構(OPEC)プラス会合が控えていることも持ち高調整の売りを強め、一時57ドル半ばまで下落して昨日の上げ幅をほぼ吐き出す場面があった。

・金先物相場は反落。NY朝方は軟調な株式市場を眺めながら、安全資産とされる金に買いが集まる場面があった。もっとも、為替市場でドル高が対ユーロなどで進むとドル建ての金先物は割高感から売り戻しが優勢となり、そのまま上値重く引けた。


経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む)

 

26日・金>

08:00 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、講演

(金利上昇への姿勢や今後のインフレ・リスクへの考え方など焦点)

16:00 トルコ3月景気動向指数

16:00 トルコ3月設備稼働率

(前週はインフレへの対応により、中銀が予想以上の利上げを行う)

18:00 独3月Ifo景気動向指数

(ワクチン進展期待は下支えも、欧州での変異種拡大や金利上昇は悪材料)

21:30 米2月個人所得/個人支出

(個人給付金の進展期待などが下支え)

21:30 米2月PCEデフレーター

(原油などの資源相場上昇や、コロナ要因による供給制約などが物価を押し上げ)

23:00 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]

(追加経済対策やワクチンの進展期待が支援材料。金利上昇は悪材料)



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