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2021-03-24 06:15
指標予定
24日のイベントスケジュール(時間は日本時間)
Fx-Wave
<国内>
○08:50 ◇ 2月企業向けサービス価格指数(予想:前年比▲0.5%)
○08:50 ☆ 1月20−21日分の日銀金融政策決定会合議事要旨

<海外>
○06:45 ◎ 2月ニュージーランド(NZ)貿易収支(予想:1.81億NZドルの黒字)

○16:00 ◎ 2月英消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.5%/前年比0.8%)
○16:00 ◎ 2月英CPIコア指数(予想:前年比1.4%)
○16:00 ◇ 2月英小売物価指数(RPI、予想:前月比0.6%/前年比1.6%)

○17:00 ◎ 2月南アフリカ消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.9%/前年比3.0%)
○17:15 ◎ 3月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:56.5)
○17:15 ◎ 3月仏サービス部門PMI速報値(予想:45.5)

○17:30 ◎ 3月独製造業PMI速報値(予想:60.8)
○17:30 ◎ 3月独サービス部門PMI速報値(予想:46.2)

○18:00 ◎ 3月ユーロ圏製造業PMI速報値(予想:57.7)
○18:00 ◎ 3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値(予想:46.0)


○18:30 ◎ 3月英製造業PMI速報値(予想:55.0)
○18:30 ◎ 3月英サービス部門PMI速報値(予想:51.0)


○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数

○21:00 ◇ 2月メキシコ失業率(季節調整前、予想:4.40%)

○21:30 ◎ 2月米耐久財受注額(予想:前月比0.8%/輸送用機器を除く前月比0.6%)
○21:50 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、討議に参加
○22:45 ◎ 3月米製造業PMI速報値(予想:59.3)
○22:45 ◎ 3月米サービス部門PMI速報値(予想:60.0)
○22:45 ◎ 3月米総合PMI速報値
○23:00 ☆ パウエルFRB議長とイエレン米財務長官が米上院銀行委員会でCARES法について証言
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計


○24:00 ◎ 3月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:▲14.5)
○25日00:40 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演


○25日02:00 ◎ 米財務省、5年債入札
○25日02:35 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、討議に参加
○25日04:00 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演


24日・水>

06:45 NZ2月貿易収支

(商品相場の上昇や世界景気の回復などが輸出増と収支改善の要因に)

16:00 英2月消費者物価指数

(原油などの資源相場上昇や、コロナ要因による供給制約、EU離脱による貿易制約が物価押し上げ)

16:00 トルコ3月消費者信頼感

(前週はインフレへの対応により、中銀が予想以上の利上げを行う)

17:00 南ア2月消費者物価指数

(南アフリカ・ランドは調整下落と下限ラインの切り上がりを見極める流れ)

17:15 仏3月製造業/非製造業PMI[速報]

17:30 独3月製造業/非製造業PMI[速報]

18:00 ユーロ圏3月製造業/非製造業/総合PMI[速報]

(ワクチン進展期待は下支えも、欧州での変異種拡大や金利上昇は悪材料)

18:30 英3月製造業/非製造業PMI[速報]

(ワクチン接種の拡大や経済制限の緩和が支援材料に)

21:30 米2月耐久財受注[速報]

22:45 米3月製造業/非製造業/総合PMI[速報]

(追加経済対策やワクチンの進展期待.雇用復調が支援材料。金利上昇は悪材料)

23:00 パウエルFRB議長とイエレン財務長官、米上院銀行委員会の公聴会で証言[オンライン]

26:35 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、オンライン討論会に参加

28:00 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、経済と金融政策について大学で講演

(金利上昇やインフレ・リスクへの考え方、今後の政策対応などが焦点に)

23:30 EIA週間石油在庫統計

(追加経済対策やワクチンの進展期待が、資源需要の増加と在庫減少の要因に)

 国際決済銀行[BIS]イノベーションサミット[25日まで、オンライン]


2021-03-24 06:25
通常市況
NYマーケットダイジェスト・23日 株安・金利低下・原油安・円高
Fx-Wave
(23日終値)
ドル・円相場:1ドル=108.59円(前営業日比▲0.26円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=128.67円(▲1.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1849ドル(▲0.0084ドル)

ダウ工業株30種平均:32423.15ドル (▲308.05ドル)
ナスダック総合株価指数:13227.70 (▲149.84)


10年物米国債利回り:1.62%(▲0.07%)

WTI原油先物5月限:1バレル=57.76ドル(▲3.80ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=1725.1ドル(▲13.0ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
10−12月期米経常収支      1885億ドルの赤字 1809億ドルの赤字・改
2月米新築住宅販売件数
前月比               ▲18.2%     3.2%・改
件数                77万5000件   94万8000件・改
3月米リッチモンド連銀製造業景気指数  17        14

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。
欧州では新型コロナの感染が再拡大しておりユーロ売りが出やすい地合いだった。
ダウ平均が一時370ドル超下落したこともリスク・オフのドル買いを促し、前日の安値1.1872ドルを下抜けて1.1842ドルまで下げ幅を広げた。

 なお、パウエルFRB議長は米下院金融サービス委員会で「我々は物価安定の責務に強くコミット」「インフレは今年、経済の回復とともに上昇すると予想」「行き過ぎた高インフレに対処する手段ある」「テーパリングについては開始のかなり前に知らせる」などと述べた。
また、パウエル氏とともに議会証言に臨んだイエレン米財務長官は「税制の変更を検討する予定」「企業に打撃を与えるような政策は提案しない」などと語った。


・ユーロ円も反落。欧州で新型コロナ対策のロックダウン延長に向けた動きが出る中、経済正常化が遅れるとの懸念が強まりリスク・オフの円買い・ユーロ売りが広がった。前日の安値128.90円を下抜けて一時128.60円まで値を下げた。

・ドル円は続落。
欧州市場では一時108.41円まで売られる場面もあったが、NY市場では米国株安に伴うリスク・オフのドル買いが優勢となり108.76円付近まで下げ渋った。
もっとも、クロス円が下落した影響も受けたため、引けにかけては再び上値が重くなった。米10年債利回りが一時1.6136%前後まで低下したことも相場の重し。


・カナダドルは一時買いが強まる場面があった。対米ドルでは一時1.2521カナダドル付近、対ユーロでは1.4857カナダドルの本日高値まで値を上げたほか、対円では86.83円付近まで買い戻された。BOCが市場機能改善を理由に、1年前に導入した危機流動性プログラムを縮小すると表明したことを受けた。なお、国債購入プログラムの縮小開始時期については言及しなかった。
 もっとも、米国株安や原油先物価格の大幅下落を背景に、カナダドル買いの勢いは長続きしなかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。
欧州では新型コロナの感染が再拡大しており、世界経済の正常化が遅れるとの懸念が強まった。
上昇基調にあった金融や資本財など景気敏感株に利益確定の売りが目立ち、指数は一時370ドル超下げる場面があった。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。欧州で新型コロナ感染が再拡大し、世界経済の正常化が遅れると懸念されたため、相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。この日行われた2年債入札が堅調な需要を集めたことも相場の支援材料。

・原油先物相場は大幅に反落。新型コロナ感染の拡大抑制のため、ドイツではロックダウンが延長された。欧州でワクチン接種が遅れていることも経済正常化への期待感を後退させ、エネルギー需要減への懸念が高まるなかで原油売りが進んだ。時間外から軟調だった原油先物は、為替のドル高も重しとなり一時57ドル前半まで大きく値を下げた。

・金先物相場は続落。米長期金利の低下を眺めながら時間外では底堅く推移する場面もあった。ただ、為替相場でドル高が進むとドル建ての金に割高感がでて売り優勢となり、そのまま上値重く引けた。




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