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2020-03-07 04:17
見通し
週間為替展望(ポンド/加ドル)-BOE、緊急利下げの可能性も
Fx-Wave
◆BOEも緊急利下げに踏み切る可能性も

◆英EU貿易交渉、6月がヤマ場か

◆BOC、予想以上の利下げを決定
(為替情報部・金 星)

予想レンジ
ポンド円 135.00-142.00円
加ドル円 77.00-82.00円

3月9日週の展望

 イングランド銀行(BOE)は26日に金融政策会合を予定しているが、新型肺炎の感染拡大による景気リスクへの懸念が一段と高まれば、この会合を待たずに来週中にも緊急会合で利下げに踏み切る可能性が浮上している。
今週開かれた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁緊急電話会議では協調利下げを盛り込まなかったが、経済や市場の安定に向けてG7は協力し続けるとの見解が示された。

今週には、豪準備銀行(RBA)、カナダ銀行(BOC)と米連邦準備理事会(FRB)が利下げに踏み切った。

 カーニーBOE総裁の後任のベイリー氏は16日から就任する。
カーニー総裁が手土産として来週中に利下げを行う可能性がある。
カーニー総裁は3日、新型コロナウイルスの感染拡大が経済に及ぼす影響を乗り切るため、中銀として必要なあらゆる措置を講じる用意があると表明した。

また、1月の金融政策会合では金利据え置きに賛成票を投じたものの、疑問の余地のない判断ではなかったと認めた。
短期金融市場ではBOEが3月に0.25%の利下げを行うことを織り込んでいたが、FRBが緊急利下げに踏み切ったことを受けて0.5%利下げの確率が6割以上に上昇している。

利下げ観測の高まりで英10年債利回りは過去最低の0.1%台に低下した。BOEが来週中にも0.25%の緊急利下げを行い、26日の会合でもっと計画的な緩和策を引き出すために時間稼ぎをする可能性も否定できない。
ベイリー次期BOE総裁は総裁就任後に新型ウイルス対策を最優先事項に据えると表明した。

 英国と欧州連合(EU)は2日から貿易協定や外交・安全保障をめぐる交渉をスタートさせた。
焦点の貿易関係では、関税や数量制限のない自由貿易協定(FTA)締結を目指すことで一致しているが、離脱後にEUの言いなりになりたくない英国と、なるべく英国を自らの影響下にとどめておきたいEUの溝は深い。

英政府は合意の大枠が6月までに固まらなければ決裂も辞さないと宣言した。
双方が意地を通せば、話し合いは短期間のうちに空中分解する危険性が高い。
「離脱移行期間」の延長を決定する期限でもある6月末は新たな英EU関係への円滑な移行を占う上で大きなヤマ場となる。


 加ドルは上値の重い動きか。
BOCは4日、政策金利を0.5%引き下げ1.25%とした。
利下げは約4年ぶりで、新型コロナウイルスの脅威から自国経済を守るために市場予想の0.25%を上回る利下げに踏み切った。
0.5%の大幅利下げは金融危機に見舞われた2009年3月以来となる。
新型肺炎の感染拡大は加経済や世界経済の先行きに「重大な負の衝撃」をもたらすとし、「必要に応じ金融政策に一層の調整を加える用意がある」と表明した。


3月2日週の回顧

 ポンドドルは米緊急利下げを受けたドル売りで1.30ドル前半まで買いが優勢となるも、方向感は限定的。ポンド円は新型肺炎リスクでリスクオフの円買い圧力が続く中、137円割れまで下落した。

加ドルはBOCの予想以上の利下げを受けて売りが優勢となり、ドル/加ドルは1.34加ドル台に切り返し、加ドル円は78円前半まで下落した。(了)




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