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2020.3.2.GBPJPY

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2020-02-29 04:31
見通し
週間為替展望(ポンド/加ドル)-加ドル、BOC会合に注目
Fx-Wave
◆金融相場全体が新型肺炎の影響で神経質な動きが続くか

◆英、2日からEUと貿易協定の交渉を開始
◆加ドルはBOC会合に注目、金利据え置き予想も声明が焦点に
(為替情報部・金 星)

予想レンジ
ポンド円 137.00-144.00円
加ドル円 79.00-83.00円


3月2日週の展望

 金融市場全体が新型肺炎の感染拡大への懸念で神経質な動きが続く中、3月2日から始まる英国と欧州連合(EU)の将来的な貿易関係を巡る交渉を控え、ポンドは方向感に欠ける動きが継続するか。

 EUは2月25日、ブリュッセルでの閣僚理事会でEUを離脱した英国との自由貿易協定(FTA)を巡る交渉方針案を承認した。
英国が一方的に規制緩和を進め、不当に競争力を高める事態を防ぐために、関税ゼロ、数量制限ゼロのFTAを結ぶ条件として、国家補助や競争政策、雇用、環境、税制などの規制をEU水準に合わせるよう英国に迫ることを交渉方針としている。

英国のEU離脱はEU崩壊すなわちグローバリズム崩壊の第一歩になる危険性をEUが警戒しており、強気のジョンソン首相もEUから大きな譲歩を引き出すのは厳しそうだ。

ジョンソン首相は、関税や輸入割り当てのないカナダ型FTAを目指す方針だが、交渉では主権の回復を最優先し、EU側が自由貿易協定の条件として規制の連動を求めれば、交渉打ち切りも辞さない構えだ。

市場では2020年末の「移行期間」内での合意は難しいとの見方が強く、「合意なき離脱」に匹敵する規模の混乱が通商協議で生じるリスクが警戒されている。
ただ、「包括的な協定」は厳しくても「物品のFTAを基礎とし規制や監督機関の協力に基づく限定的な協定」をまとめることができれば、「事実上の合意なき離脱」は回避できそうだ。
貿易協定の不透明感で、当面はポンドに方向感が出にくいか。

 加ドルは、

4日のカナダ中銀(BOC)の金融政策会合に注目。

世界的に緩和傾向にある中、BOCは2018年10月以降、政策金利を据え置いている。
前回の1月会合では「国内経済の減速が長引いた場合、利下げの可能性も排除しない」との姿勢を示した。
声明では、経済は底堅く推移する一方、最近の経済指標は強弱まちまちで、消費者信頼感や個人消費に関する指標が「予想外に軟調」なほか、企業の設備投資も弱まっていると指摘した。

 4日のBOC会合では、政策金利の据え置きが見込まれるが、1月会合の声明を受けて次回4月会合での利下げ思惑が台頭しており、声明内容に注目。昨年の10月会合では、米中貿易摩擦の加経済に対する下方リスクを踏まえて「保険としての利下げ」を検討した。

足もとでは新型肺炎の感染拡大が世界で強まっており、世界経済への懸念が強まっている。
新型肺炎の感染拡大や影響についてはもう少しその動向を見守る必要があるが、BOCが再び「保険としての利下げ」を検討する可能性はあるか。
BOCがハト派姿勢を強める可能性があり、加ドルは上値の重い動きが見込まれる。



2月24日週の回顧
 ポンドドルは足もとで押し目買い・戻り売り意欲が強い中、1.29ドル台を中心に上下するも、方向感は鈍い。ドル/加ドルは原油相場の下落や来週のBOC会合への警戒感で昨年6月以来の加ドル安水準となる1.34加ドル半ばまで上昇した。新型肺炎の感染拡大懸念を背景にリスク回避の円買いで、ポンド円は140円前半、加ドル円は81円割れまで下落した。(了)




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