USDJPY 2/10(月)~ 2714(金)
2020.2.10〜2.14 USDJPY


2020-02-15 04:53
見通し
週間為替展望(ドル/ユーロ)-ドル円、新型コロナウイルス警戒で伸び悩み
Fx-Wave
◆ドル円は、新型コロナウイルスの感染拡大懸念から伸び悩む展開か
◆日本の10-12月期実質GDP、1月対米貿易黒字、米1月景気先行指数にも注目
◆ユーロドルは、独2月ZEW景況指数、欧2月製造業PMI、ECB理事会議事録に注目
(為替情報部・山下政比呂)

予想レンジ
ドル円 108.00-111.00円
ユーロドル 1.0600-1.1000ドル

2月17日週の展望
 ドル円は、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大懸念から伸び悩む展開が予想される。
新型コロナウイルスに関しては、中国株の下落懸念は、中国人民銀行による大規模な流動性供給などが奏功して払拭されつつあり、4月頃までには終息する楽観的な見通しが示されるなど、リスク回避地合いは後退しつつある。
しかし、感染者数は依然として増加傾向にあるため、パンデミック(爆発感染)に陥る可能性は残されている。

 日本の10-12月期実質国内総生産(GDP)速報値(2/17発表)は、消費増税の影響で前期比▲0.9%、前期比年率▲3.7%と、マイナス成長に落ち込むことが予想されている。
また、1-3月期実質GDPも新型コロナウイルス「COVID-19」の影響でマイナス成長が続く可能性が警戒されており、最悪のシナリオは、日本経済が2四半期連続のマイナス成長、すなわちリセッション(景気後退)に陥るというものである。
日本経済が景気減速から景気後退へと陥る可能性が高まった場合、日本銀行による追加金融緩和が予想されることで、円安要因となる。

 毎年2月中旬は米国債償還・利払いが行われるが、3月の期末決算に向けて、本邦機関投資家による円転がドル円の上値を抑える季節要因となっており、17日の東京仲値での円買いに要警戒か。
 米国の経済指標では、2月フィラデルフィア連銀景況指数や景気後退の先行指標である1月景気先行指数に要注目。


 ユーロドルは軟調推移か

ドイツの景気減速への警戒感が高まっていることで、独2月ZEW景況指数、ユーロ圏の景気減速懸念からユーロ圏2月製造業・サービス業PMI速報値に要注目。
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が戦略検証を12月頃までに行うと表明していた。
しかし、一部報道では、急ピッチで進める工程表が組まれており、6月理事会で提案、7月理事会で決定する可能性と報じられており、ECB理事会議事録に要注目となる。また、イタリアとドイツの政局混迷への警戒感が高まっており、フォンデアライエン欧州委員長が自由貿易協定(FTA)を不要と発言し、英・欧州連合(EU)のFTA交渉が難航する可能性が高まったことなども、ユーロ売り要因となる。ユーロ円も、ユーロ圏の景気減速懸念、米欧通商摩擦への警戒感から伸び悩む展開か。



2月10日週の回顧

 ドル円は、109.56円から110.13円まで上昇。
新型コロナウイルスの感染症例の増加数が減少しつつあることで110.13円まで上昇したものの、集計方法の変更で大幅増加となったことで伸び悩む展開となった。
ユーロドルは、ユーロ圏12月鉱工業生産指数が約4年ぶりの大幅低下となり、ユーロ圏の景気減速懸念が高まり、クランプカレンバウアー独キリスト教民主同盟(CDU)党首が辞任を表明してドイツの政局混迷への警戒感が高まったことで、1.0958ドルから1.0827ドルまで下落した。ユーロ円も、独伊の政局混迷への警戒感やユーロ圏の景気減速懸念から、120.34円から118.87円まで下落した。(了)



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